男性型脱毛症(AGA)とは
AGAは、「男性型脱毛症」であり、額の生え際や頭頂部の髪が薄くなっていき、進行していくものです。
思春期以降に額の生え際や頭頂部の紙の毛が細く、短くなっていくという症状が現れはじめ、徐々に髪が薄くなっていきます。日本人男性では約30%がAGAを発症すると報告されていますが、日本人男性を対象とした意識調査では、AGAを意識している男性が1260万人、AGAを気にしている男性は800万人という結果が出ており、関心の高さがわかります。
AGAの初期症状
- 髪が細くなってきた
- 地肌が透けて見える
- 髪型が決まりにくくなった
- 髪のハリやコシが減ってきた
AGAは放置していると進行していきます。髪の毛が細く、短くなし、ハリやコシがなくなってくると額の生え際が後退し、頭頂部の髪の毛も減っていきます。額の生え際は“M”、頭頂部は“O”で薄毛を見立てることもあります。
薄毛になっていくプロセスには個人差があります。また、AGAの進行は人種などによっても差があり、日本人には頭頂部が薄くなるタイプが多いと言われています。
AGAの要因
遺伝的要因以外にもAGAに大きく関わっている因子があります。それが“DHT”です。DHTはジヒドロテストステロンという男性ホルモンです。男性ホルモンの代表ともいえるテストステロンが酵素によって変換されたものがDHTです。DHTは髪の成長期を短くしてしまうので、十分に成長しない軟毛を増やす原因物質だとされています。そして、通常であれば髪の成長期は2~6年程度ありますが、DHTの影響でこのヘアサイクルが数ヶ月から1年程度に短縮してしまいます。髪はDHTによって十分成長せず、細く短い状態のまま抜けてしまうため、地肌が見えるようになってしまうのです。また、DHTはAGAの他にも、ニキビや前立腺肥大症などの原因にもなっています。
AGAの治療
AGAの治療では、飲み薬や塗り薬などが使われます。長期的な治療が必要であり、治療をはじめてすぐに効果が現れるわけではありません。AGA治療の飲み薬は医師の診断による処方が必要です。AGA治療を行っている医師に相談し、根気よく治療を続けましょう。
治療費について
デュタステリドZA(0.5mg)1ヵ月分:6600円(税込)
※デュタステリド(ザガーロのジェネリック)は2015年9月28日に厚生労働省に正式承認されている新しい薄毛(男性型脱毛症)AGA治療薬です。
【ザガーロの発毛効果】
ザガーロは、0.5gは従来の治療薬プロペシア1mgよりも、発毛効果・育毛効果共が約1.5倍という臨床試験結果があります。ザガーロを服用することで、髪の毛の量・太さを改善するのに有効といえます。1日1回内服してください。